はじめまして。このコーナーを担当する兼好Q太郎です。
はじめまして。スノーキッズマガジン編集長の兼好Q太郎です。
自己紹介を兼ねてはじめに私とスキーをはじめたきっかけなどを少し話したいと思います。
私は兵庫県神戸市出身。はじめてスキーをやったのが、確か小学校4年生位の時だったと思うのですが、兵庫県の鉢伏山のスキー場に連れて行かれたと思います。
その時の思い出なんですが、なんせスキーをはかされて山にほっぽり出されたっていう感じでした。それで一人でリフトに乗って山頂に行ったのですが、命懸けというのは大げさにしろ、そりゃもう怖い思いをしながら必死で降りてきました。かといってその経験で技術が上達した訳じゃないので、また行きたいなんて全然思わなかったことを覚えています。

自分の経験からも、子どもにスキーをはじめさせるのは最初は肝心だと思いますね。やはり楽しい経験にしてあげないといけないと思いますよ。当時SNOW
KIDS CLUBがあれば、全く違ったスノーライフになっていたと思います(笑)
都会の人の感覚であれば、雪を見ただけでも感激したのではないかと思われるかもしれませんが、当時は現在のような温暖化が進んでおらず、神戸といえども冬には積もるほどの雪が降っていました。神戸の六甲山には屋外の人工スキー場があるくらいですから。
今は本当に雪が降らなくなったし、降っても水分を含んだ重い雪ですからね。
そして次はもう二十歳の時、多くの先輩達や友人がスキーを始めており、冬休みにそのスキーツアーに参加して、長野県の木島平スキー場に行きました。ところがその年は雪不足でリフトが動いていなかった!
木島平は比較的標高が低いので、標高の高い志賀高原や野沢温泉の一部は滑れるとのことでしたが、聞くところにリフト待ちが4時間とかで、それなら1日いても2回ほどしかリフトに乗れない!
いや~すごい時代でしたよね。それだけ並んでいた人がいたんですから。それでどうしたかというと、宿のおじさんが我々を車に乗せて雪が積もってスキーが滑られる山の斜面に連れて行ってくれたのです。当然リフトはありません。そして私たちはスキーを担いで山の斜面を登り、そこから滑り降りたのです。先輩や経験者の友人からボーゲンを少し教えてもらい、実質的にはじめてスキーを楽しみました。確かにスキーをかついて斜面を登るのはつらいですが、その分後で楽しみが返ってくる。近年バックカントリーを楽しむ人が増えています。やはり苦労したあとの楽しさというのは格別のものがあるんでしょうね。
その後私は必ずリフトやゴンドラに乗ってスキーをやっています。その時にいつもリフトって本当にありがたいなぁって思うんですよ。そして同時にスキーを担いで登っては何度も滑ったあのスキーを思い出します。

多くの日本人は、便利になり性能が上がるとよくなるし楽しくなると考えています。もちろんそれを完全に否定するつもりはありません。しかし最近ではWiiがプレステ3を圧倒しました。ただ価格差が2倍以上あるものを単純に比べる訳にはいかないものの、便利さや性能が楽しさと決して比例するとは限らないことを示したように思います。
リフトやゴンドラがあるとしても、スキーやスノーボードは日常生活の中にはない大変さだらけです。だからこそ、その楽しさは日常生活では体験できない楽しさじゃないかと思います。
私の子どもの時の体験はちょっと苦労が多すぎました。何でも便利に高性能になった現代において、子どもたちに楽しさの原点!を教えてあげるのにスキーやスノーボードは滑降の教材、いや格好の教材だと思います。一人でも多くの子どもたちがその楽しみに触れることを願います。
しかしあの頃はみんな元気だったなぁ‥
兼好Q太郎の仮説 スキー参加率の動向は国民の元気度に比例する。



